イタリアンシェフの腕が光るカフェ CAFE MULBERRY＠北海道札幌市
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札幌に帰省中のときのこと。
JR桑園駅から500ｍほどのところにオープンしたカフェへ。
マンション「サント・ノーレ桑園」の１階にお店があります。
駐車スペースはお店の前に３台分。
「Cafe MULBERRY」（カフェ マルベリー）さん。
⇒Instagram：@cafe_mulberry_soen
店名の「マルベリー」はブラックベリーに似たフルーツ、桑の実のこと。
ここの地名「桑園」に因んだ店名ですね。
モーニングとランチの幟。
6月30日にオープンしたカフェで、営業時間は8～18時。
モーニングは、なんと朝8時から。
ランチが11～15時で、夜営業はありません。
そんなカフェの成り立ちについては最後にご紹介します。
落ち着いたエントランス。
お店は半地下。
マンションのエントランスやエレベーター部分を除いた、フロアの半分以上を使っているので意外に広い。
カウンターに座っているのが店長のイタリアンシェフ、女性がパティシエ。
フロア係りの男性がいらっしゃって、実はオーナーのようです。
モーニングは4種類。
トーストのパンは、桑園の人気パン屋「ココペライ」さんの角食を使用。
ゆで卵は長沼産の有精卵、トッピングの小倉あんは円山の老舗和菓子店「米屋」さんのもの。
自家製スコーンもおいしいようです。
レジ脇にそのスコーンが置いてあります。
モーニングのサブスクがあって、月7480円。
毎日通ったら、１日300円という安さです。
ランチメニュー。
パスタは定番３種と週替わり２種。
ドリンク付は＋200円、ドリンク・サラダ・スイーツ付は＋500円。大盛は＋200円。
定番３種は、ボロネーゼ、カルボナーラ、和風。
週替わりパスタ２種。
・自家製サルシッチャとロメインレタスのトマトソースエスニック風
・シラスとセミドライトマトのビアンコ
スイーツ。
和風抹茶パフェ。
本日のデザートもあります。
入口に本日のデザートの写真付きメニューがあります。
ドリンク。
イタリアンビールもあって、ちょい呑みセットなんてのもある。
ということでオーダーは・・・
カミサンは和風スパゲティにスープ、サラダ、ドリンク付。とんちゃんは、週替わりのトマトソースエスニック風をドリンク付きで。
スープ。
スープも週替わりだそうで、この日は、大きなクルトンが入ったポタージュ。
挽肉も入っていて、かなりボリュームがあるスープです。
サラダ。
粉チーズがかかったグリーンサラダ。これもボリュームがあります。
◆和風パスタ
温泉卵がトッピングされてて、具材にネギがいっぱい。
薄い醤油味で、細めのスパゲッティーニが美味しい。
味がついた鶏肉も入ってます。
◆自家製サルシッチャとロメインレタスのトマトソースエスニック風
「サルシッチャ」はイタリアの腸詰のことで、加熱していないソーセージです。
お店自家製のサルシッチャが「店長イチオシ」とあったので、これにしました。
サルシッチャ（生ソーセージ）の中身を出して、挽肉の塊になってる。
ハーブが効いていて美味しいです。
トマトソースなんだけどカレー風味。
クミンが入っていて、それで「エスニック風」なんですね。意外に美味しいです。
ドリンクは、とんちゃんはホットコーヒー。
泡立ちコーヒーはマシンで淹れています。
カミサンのドリンクはカフェラテ。
マシンで淹れた跡が２つありますね。
コーヒーは、苦味があるシンプルな味の深煎りコーヒー。
シンプルに美味しいコーヒーです。これで200円なら、全然、問題ない。
パスタの出来からして、本格イタリアンのシェフが作ったものです。
このシェフがディナーでイタリアンを提供するなら絶対に来たいね。なんで夜営業がないんだろ、とカミサンと話しました。
で、お会計のときにお店の方と立ち話。
料理が美味しいのに、なぜイタリアンレストランとして夜営業しないの？
上階がマンションだから、騒音防止のために夜営業はしていない。
でもそれは表向きの説明で、それだけでないようです。
このカフェのオーナーは婦人服の卸問屋の株式会社サント・ノーレ。⇒HP：https://www.sainthonore310.com/
カフェは同社のカフェ部として営業しているそうです。
カフェがあるマンションは「サント・ノーレ桑園」ですから、名称からすると自社ビルみたい。そのマンションの２階に会社の事務所を置き、半地階をカフェにした。
モーニングの開始は８時から。始業時刻前に社員に朝食提供するのが目的の１つかも。
会社のカフェ部だから、シェフは同社の従業員。夜営業するとシェフの残業になるから、夜はやらない、ということかもしれません。
でも”シェフに相談すれば夜営業もありえる”なんて話をいただきました。
ごちそうさまでした。
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