ベトナム版冷やし中華、米粉麺ブンの冷し混ぜ麺いいね ミイミイフォー@茨城県取手市
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取手駅東口近くにあるベトナム料理店を再訪。
赤い壁に赤いテント、ベトナム国旗を掲げています。(写真は以前のもの)
【ベトナム家庭料理】と暖簾にある「ミイミイフォー(MYMY PHỞ)」さん。
店名の「フォー」は、日本でも有名なベトナムの米粉麺。
ベトナムの麺(米粉麺)はみんな「フォー」だと思っている人が多いけど、そうじゃない。もうひとつ「ブン」という麺があります。
「フォー」は平麺。でも「ブン」は丸麺で普通は細麺。形も違うし、製法も違います。
うどんやそうめんのことを「きしめん」と言ったら、変でしょ?
しかもベトナムの国民食は、フォーじゃなくて、ブンだとも言われてる。だからブンのことをもっと認識しようよ。
なので弊ブログではブンを取り上げています。
ここ、ミイミイフォーさんには、その「ブン」のメニューがいろいろあります。
今回は夏限定メニューがあるというので、それを食べにやってきました。
店内はテーブル席が4人用2卓、2人用1卓、壁に向かったカウンター4席があります。
お店の方は、調理係りが若い男性1人、フロア係りが女性1人。
席に着くと冷たいハス(蓮)茶が出されます。
ジャスミン茶や烏龍茶とは違った淡い香りがするお茶です。
ベトナム料理店では定番らしいけど、出さないお店もあるなぁ。
さて、メニューを開くとありました!
「ベトナム版冷やし中華」とある、冷やし混ぜ麺の「ブン チォン」(Bún trộn)。
先日、ここのお店のキッチンカーが龍ケ崎に来ていた時に、食べ損ねた料理です。
⇒キッチンカーでベトナム料理、バインミーと揚げ春巻き
「ブン」(Bún)は、さっき言った細麺の米粉麺、「チォン」(trộn)は混ぜるという意味で、「ブンの混ぜ麺」です。「冷やし中華」というと小麦粉製の中華麺かと思ってしまいますが、米粉で作ったビーフンに近い麺です。
タレが、ベトナム醤油たれ(さっぱりと食べたい方)とベトナムソースたれ(濃い味好きの方)があります。
もうひとつ夏限定メニューがあります。
「鶏肉の混ぜフォー」(Phở gà trộn:フォー ガー チォン)。
こっちは鶏肉(ガー)入りのフォーの混ぜ麺です。
夏季限定のスイーツ、冷たいチェーもあります。「チェー」は元々は「茶」のことなんですけど、スイーツの意味にも使われています。
上記以外のメニューは最後に掲げます。
ということで、今回は「ブンの混ぜ麺」をいただきます。
タレは、濃い味好きの方向けのベトナムソースたれで。
「パクチー大丈夫ですか?」と聞かれたので「パクチー大好きです!」とお答え。
◆ベトナム版冷やし中華(ブン チォン)
「冷やし中華」とあるけど「ブンの混ぜ麺」あるいは「混ぜブン」です。
でも確かに見た目は冷やし中華みたいですね。
麺の上に、レタス、ニンジン、水菜。
キュウリ、ベトナムハム、生もやし。トップにはフライドオニオンたっぷり、ピーナッツもある。
ベトナムハムはボロニアソーセージみたいなもので、お店の自家製です。ベトナム語では、北のハノイでは「Giò lụa」(ゾールア)、南のホーチミンでは「Chả lụa」(チャールア)と呼ばれます。
そしてタレは、ベトナムソースたれ。そんなに濃そうじゃないよ。
そのタレを全体にかけました。写真じゃよくわかんないね。
と、そこへパクチーが別皿で登場。
パクチーをトッピング。
そして全体をマゼマゼ。
麺は、白い半透明で、太めの素麺みたい。これがブンです。
うどんみたいなコシは無く、ムニュっとした食感で、ツルンとしたのど越しが軽いです。
それをいろんな具材といっしょにいただきます。
タレは、そんなに濃くはないなぁ。
卓上のホットチリソースをかけてみましょう。
甘辛いホットチリソースをたっぷりと・・・
あっ、これ旨い!断然ホットチリをかけた方がいいです。
暑い時にはこんな混ぜ麺もいいですね。
麺の量がもう少しほしいところ。大盛に出来るかどうか、確認すればよかったな。
ごちそうさまでした。
以下に上記以外のメニューを掲げます。
ランチメニュー。
限定販売だった「おさかなのブン」が消されてます。
でも単品にはある?いえ、間違いだと思います。
グランドメニュー。
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