キッチンカーでベトナム料理、バインミーと揚げ春巻き MYMY PHỞ(ミイミイフォー)@茨城県取手市
この投稿をInstagramで見る
龍ケ崎市、北竜台公園隣のケーズデンキ&トイザらスの駐車場で開催されたイベントへ行ったときのこと。(ずいぶんと前のことです)
パークサイドで開催された「SAPLA is BAZAR」(サプライズバザール)。
龍ケ崎市の「サプラ」というと、イトーヨーカドーなどが入っているショッピングセンターのことですが、それを含めた広い範囲を「サプラスクエア」というんですね。スポーツクラブなどがある「フィールド」、カインズがある「アネックス」、そしてケーズデンキ・トイザらスがある「パークサイド」。
だから正式名称は、「パークサイド」の駐車場で開催された、ということみたい。
1999年にサプラとフィールド、2002年にアネックス、2003年にパークサイドが開業。当初は南茨城新都市開発(株)が運営していましたが、2004年に筑波新都市開発(株)等と合併して、現在は筑波都市整備(株)が運営しています。
手作り雑貨やキッチンカーが出店。
出店しているキッチンカーは・・・
・街のクレープはらちゃん:クレープ、わたあめ
・センターアイランド:からあげ、油淋鶏
・ミイミイフォー:フォー、バインミー、春巻き
・HAOHAO KICHEN:ダージーパイ
・手造り工房 やしろ味噌:煮込みハンバーグ、豚バラ串焼き
・キッチンカー MARO:バブルワッフル、アイスクリーム
・とみやま焼きそば:焼きそば、フランクフルト
・おおきや:たこ焼き、つくば焼きそば
この中では、「とみやま焼きそば」さんで実食済。⇒キッチンカー・とみやまで稲敷名物の焼きそば
「やしろ味噌」さんは、わが家でいつも使っています。
いつもなら未食のキッチンカーでなにか購入するんですけど、今回は既訪のお店がお目当て。
ベトナム料理の「ミイミイフォー」さん。
取手駅東口の実店舗で2回、キッチンカーで1回、料理をいただいています。
実店舗⇒ベトナムの国民食はフォーじゃなくてブン?!
実店舗⇒ハノイ名物のつけ麺にベトナム定番の揚げ春巻き
キッチンカー⇒ボロニアソーセージ風のベトナムハム入りバインミーは甘辛いエスニックの味わい
キッチンカーの中にいる日本人の美人店長さんにごあいさつ。今日はベトナム人のスタッフも働いています。
今回は、食べたい料理があって、やってきました。
それは汁なし麺!
混ぜそば(冷やし中華)と書いてある。
しかし、売り切れ!(*゚Д゚*)ェ…
実店舗のメニューにないメニューで、キッチンカーでしか食べられない!と思って来たんですけど・・・残念です。orz...
店長さんにお聞きしたら、店舗でも夏季限定メニューであるそうです。
それをキッチンカーで一足先に販売しているんですって。だから実店舗でももうすぐ販売するそうです。よかったぁ・・。
ならば、バインミーにしましょう。
今回は鶏肉のバインミーを自分用に購入。
「パクチー大丈夫ですか?」とベトナム人店員さんが質問。
「大丈夫!いっぱい入れて!」とお答えしました。
もうひとつ、先日も購入した自家製ハムのバインミーを息子用に購入。⇒ボロニアソーセージ風のベトナムハム入りバインミーは甘辛いエスニックの味わい
それから揚げ春巻き。
ベトナムの春巻きと言うと、日本では「生春巻き」が超有名。でもベトナムでは「揚げ春巻き」がポピュラーなのです。
春巻きの名称は、ハノイなどの北部とホーチミンなどの南部では名称が違っています。
「生春巻き」は、北部では「Nem Cuốn」(ネム・クオン)、南部では「Gỏi Cuốn」(ゴイ・クオン)といいます。「Cuốn」は巻くという意味。Nem(ネム)は小さく切ったものという意味らしく、Gỏi(ゴイ)は和えるという意味。
「揚げ春巻き」は、北部では「Nem Rán」(ネムザン)、南部では「Chả Giò」(チャーヨー)と言うそうです。
このお店のメニューでは、「揚げ春巻き」を「Nem Cuốn Rán」(ネムクォンザン)と書いてあって、北部流。でも「生春巻き」は「Gỏi Cuốn」(ゴイ・クオン)で南部流です。
◆鶏肉のバインミー
バインミーは、ベトナム風フランスパンのサンドイッチです。このパンがなかなか旨い。
「バインミー」は「パン」のこと。かつてベトナムがフランスの植民地(フランス領インドシナ)だった期間(1884~1945年)にフランス文化が浸透して、フランスパンを食べるようになったんです。だからベトナムでは、パン=フランスパンなわけ。
ただしフランス本場のフランスパンとはちょっと違った、ベトナム風フランスパンです。皮(クラスト)が薄くてサクっとして香ばしい。中身(クラム)がサクサクと軽い。
包み紙の端っこに「ありがとう」の日本語とベトナム語の「CÁM ƠN」(ありがとう)が書いてある。
バゲットにスパイシーチキンや野菜が挟んでありますよ。
スパイシーチキンがいっぱい挟んであるぞ。そこにオリジナルソースがかかってる。
レタス、キュウリ、大根と人参のなます、そしてパクチーもしっかり。
炙ったバゲットは薄い皮がパリッとしているけど、中は柔らかい。
そしてスパイシーチキンがジューシーで旨い。そしてパクチーの香りが後から追ってきます。
こいつはワイルドな味ですね。
◆ハムのバインミー
とんちゃんは実食済みで、息子用に購入しました。⇒ボロニアソーセージ風のベトナムハム入りバインミーは甘辛いエスニックの味わい
こっちの包装紙には、ベトナム語で「Hẹn gặp lại」、その日本語の「またあいましょう」と書いてある。
パンの中には自家製ハム。それにスイートチリソースがかかっている。
自家製ハムは、ハノイでは「Giò lụa」(ゾールア)、ホーチミンでは「Chả lụa」(チャールア)と呼ばれるベトナムハムです。
ペースト状にした豚肉に片栗粉、塩、胡椒等を加えて棒状にして、加熱したもので、ハムというよりボロニアソーセージです。
ハムとパンの間には野菜系がいっぱい。レタス、キュウリ、ニンジンとダイコンのなます、そしてパクチーは普通量。さらにオリジナルレバーパテ。
バインミーを食べた息子は「ナンプラーの味がする」と言ってる。(そうです!)
パクチー嫌いだから「うっ!パクチー!」と叫んだけど、食べました。(よしOK!)
◆揚げ春巻き
春巻き2本とタレ付き。
春巻きの皮で中身の具を完全に包み込むのではなく、皮が筒型で、その両端から中身が顔を出してる。
ナンプラー(ベトナムではヌックマム)、砂糖、レモン汁を混ぜた甘酸っぱいタレをつけていただきます。
皮は薄くてサックリしています。中には、豚ひき肉にキクラゲ、春雨、ニンジン、タマネギなどの野菜が入っている。
同じく揚げ春巻きでも中国のとは違った美味しさです。
小麦粉で作った中国の皮と違って、薄いライスペーパーの皮はサクサクした感じ。
ベトナム料理もなかなか美味しいです。
ごちそうさまでした。
この記事へのコメント