ハーラー麺はモッチリ極太でうんま!押し出し式自家製麺の様子も見学 天然居@虎ノ門1丁目
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東京への出勤日には辛い料理でランチするのがルーティーン。
四川料理の「天然居」さんへ。
ランチにはいろんな辛い料理があって、全品を制覇しました。
3月に東京の仕事を退職したので、これが最後の訪問。
しかもちょっと特別な日。
このお店にはランチのスタンプカードがあって、15回来ると定食が無料。
それを達成したので、今回は一番好きな定食を無料でいただこう!
と思ってやってきました。
ランチメニューはこれ。
HOTマークがついているのが辛いランチで、先述のように全品制覇しました。
しかも辛さレベルが1辛~10辛から選べるので、もちろん10辛でいただきました。
今回は、それらのメニューの中で、一番好きな料理をいただきます。
それは・・・
麻辣牛肉ハーラー定食です!
ただしこのメニューは12時台にはオーダーできない!
だからランチタイムを避けてやってきました。
「ハーラー麺を10辛で!」とオーダー。
フロア係りのお嬢さんが「10辛!」と驚いた顔。この驚きを見るのも最後です。
ところで、「ハーラー麺」なんて、聞いたことないですよね?
「覇辣」とか「破辣」とか、そういう意味じゃないです。
日本語だと「餄餎麺」、中国語の簡体字だは「饸饹面」と書く、変わった麺です。
中国北部(山西、河北、山東、河南、陝西の5省)の伝統的な麺(山西省南部が発祥かも)。押し出し式製麺機を使って、お店や家庭で自家製麺する麺なんです。
あれ?ここは四川の料理じゃないの?と疑問が沸きます。
実はこのお店、正確には四川料理店ではなく、河南省の洛陽料理のお店なんです。河南省の料理店だからハーラー麺があるんです。
以前の記事で、お店にある製麺機の写真をご紹介しました。
⇒麻辣牛肉ハーラー麺、自家製麺の極太麺がモッチリでうんめー!
しかし実際に作っているところを見たことはない。
そこで、お店の人にお願いして、製麺作業の様子を見せていただきました。
そしたら厨房の中に入れてくれました。ウレシイ!ヽ(^◇^*)/
製麺機を鍋の上にセットします。
円柱状の容器の中に麺の生地を入れて、長いレバーを持ち上げるんです。
生地をセットしているところ。
レバーを持ち上げると、ムニューっと麺が出てくる。
出て来た麺を切って、テボの中に入れて茹でるんです。
この製麺作業に時間がかかるから、忙しいランチタイムにはオーダーできないんです。
さて、席に戻って料理をいただきましょう。
まずはサラダが出されていました。
◆麻辣牛肉ハーラー麺定食・10辛
ご飯と杏仁豆腐がセットです。
ラーメン丼に麺とスープがいっぱい。
真っ赤なスープ。トッピングは、牛肉と緑色の小松菜。
牛骨ベースのスープ。いい香りがして、コクがあって美味しい。
辛さ(辣味)は強いけど、花椒のシビレ(麻味)は弱いです。
ついさきほど製麺した極太麺。
モッチリとした弾力があって、麺を噛むと、ムギュっと抵抗してブチン!と切れる。
この独特の歯ごたえがたまらない!
花椒をもらいました。
花椒をいっぱいかけて、これでしっかり辛さとシビレの麻辣味です。
牛肉は、醤油味が少しあります。
極太麺の量が多いので、ほぼ満腹状態。
セットの小ライス。今回はこれもいただきます。
丼に残ったスープをたっぷりかけて、麻辣雑炊。
ご飯がスープを吸い込んでいるから、うんまい!
そして意外に辛くないです。(舌が辛さを感じなくなっただけかな?)
最後に杏仁豆腐。
小鉢に入れて固めた杏仁豆腐。
甘さもアーモンドの風味も控えめですけど、これでいいんです。
今回は食ったぁ。そして旨かったぁ。
このお店のランチは、汁なし担々麺がイチオシです。
でも、このハーラー麺は別格です。
スタンプカードを渡して、お支払いは完了。
ごちそうさまでした。
そしてお世話になりました。
機会があったらまた来たい!という意味で再会!
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