♬〇〇〇のマーボーはるさめ、四川流に辛くしてね 天然居@虎ノ門
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この週は東京への出勤日が2日あったので、東京ランチの記事も2つ。
例によってランチには辛いものが食べたくなったので虎ノ門の四川料理店へ。
「天然居」さん。(写真は以前のもの)
新規オープンした支店「とり居酒屋天然居」に何度か行きましたけど、やはり本格的に辛い料理はここ本店がいいですね。
ビル外に日替わりメニューが掲示されています。
席について、メニューを確認。
表紙にあるのは、お店イチオシの麻婆豆腐と汁なし担担麺。
HOTマークがついている辛いメニューは辛さレベルが1~10から選べます。
麺類にも【HOT】メニューがいろいろ。
麻婆豆腐、汁なし担担麺、四川風回鍋肉、モツラーメンは実食済み。
モツラーメンのとき、中華麺だけじゃなく春雨も入っていて、それが美味しかったんですよ。⇒四川料理店で真っ赤に辛いモツラーメン
なので今日は麻婆春雨定食にしてみましょう。
もちろん「10辛で!」とオーダーです。
麻婆春雨と聞くとすぐ♬永谷園の麻婆春雨、というCMを思い出しちゃうんですけど、本記事タイトルの「〇〇〇」はもちろん「天然居」ですよ。
なお、麻婆春雨のことについては、最後にちょっと蘊蓄を書きますね。
まずサラダが出されます。
以前はヨーグルトドリンクが出されたんですけど、いまは出なくなりました。
◆麻婆春雨定食
ご飯、スープ、杏仁豆腐付きです。
お皿に盛られた真っ赤っかの料理。
モヤシ、ニラと挽肉の四川炒めにしか見えませんが・・・
モヤシの下に春雨が潜んでいます。細くて透明な緑豆の春雨。
しかもそれが真っ赤っか!(^∇^)
唐辛子メインの辛さに、花椒も効いていて、辛くてちょいシビで旨い!ヽ(^◇^*)/
独特のツルツル食感がいいですね。
でもズズっと啜っちゃいけないんです。
唐辛子エアーで咽ちゃいますから。
辛い料理には白飯ですね。
ご飯の上に麻婆春雨を載せると、ご飯が真っ赤っか!
それを食べるとんちゃんの姿は、永谷園CMの玉木宏さんみたいにステキ!・・なわきゃないね。
食べ終えるとお皿の上に真っ赤なソース。っていうか、真っ赤な油だ。
ヒートアップした口をスープでヒーリング。
ワカメが入った卵スープ、ちゃんと美味しいです。
そして、薄味の杏仁豆腐。
口冷ましにいいですね。
しっかり辛い麻婆春雨でした。
旨さと辛さは、モツラーメンより強いですね。
ごちそうさまでした。
麻婆春雨と聞くと「♬永谷園のマーボーはるさめ」というCMを思い出します。
とんちゃんの記憶の中では和田アキ子さんです。
でも現在は出川哲朗さんなのね。その対極の玉木宏さんのCMもあります。
麻婆春雨は、永谷園が日本に紹介した四川料理。そう思ってしまいます。
しかし実はそうじゃない。
「麻婆春雨」は永谷園が開発したオリジナル料理なんです。
そして中国料理に麻婆春雨はないんです。
それに似た四川の春雨料理として「螞蟻上樹」(マーイーシャンシュー)がネットで紹介されています。
元々は「肉末粉絲」(ロームオフォンスー)という料理なんですけど、見た目から「螞蟻上樹」と呼ばれるようになったらしい。
「螞蟻」とはアリのこと。「上樹」は木に登ること。
だから「アリの木登り」。英語では正にAnts climbing a tree。
ゾッとする名の料理ですね。
その「肉末粉絲」や「螞蟻上樹」は麻婆春雨と同じとか似ている、と紹介されています。
でもどうなんでしょう。
その原型についての情報がありました。
⇒80C [ハオチー]「家で中華 古典式麻婆春雨」
:https://80c.jp/recipe/20121105-120.html
特徴は、春雨が、日本で一般的な白い緑豆春雨ではなく、サツマイモデンプンから作る黒っぽい紅薯春雨であること。
また春雨の戻し方が、お湯ではなく、お湯に塩と醤油を入れて春雨に味と色をつけること。
そして、下味をつけた挽肉をカリカリになるまで炒めること。
そうすると、春雨が黒くて、挽肉が黒いツブツブになり、春雨が木に、挽肉が蟻に見える。
先のサイトの写真をご覧ください。まさに蟻が木に群がって上っています。
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