戦後を生きた食堂で昭和のランチ ゆりや食堂@札幌市
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この秋のことを記事にしますね。
ランチどき、地元の食堂へ向かいました。
地下鉄「18丁目」駅の南側。
レトロな木造の長屋に食堂があります。
「ゆりや食堂」さん。
紺色の暖簾に書かれた字を読めますか。
これで「きそば」と読むんです。
これは「変体かな」というひらかなで書かれたもの。
「ひらかな」は、漢字を崩してつくられているのは、ご存知と思います。
「万葉仮名」からつくられたもので、同じ音に数種類の文字があました。
でも明治になって、ひらかなが統一されたため、それ以外は異字体の変体かなと呼ばれれいます。
標準のひらかなでは、「そ」は「曾」、「は」は「波」を崩したもの。
しかし変体かなには、「楚」(そ)を崩した「」、「者」(は)を崩した「
」があって、それで「そば」を「
゛」と書きます。
お店の外観もレトロですけど、店内もまたレトロ。
こういう雰囲気、好きだなぁ。
店の中央には石油ストーブがあって、もちろん温かい時期には点火されていません。
メニューは壁に掛かった黒い木札のみかと思ったら、メニュー票がありました。
温かいそばと冷たいそば。
お蕎麦屋ですから、蕎麦がメイン。
でも、ここのラーメンは無化調で旨いんです。
ご飯ものは、丼物やチャーハン、カレーライス、チキンライス・・。
食堂のチャーハンやカレーライス、旨いんだよね。
サイドメニューで、丼物やご飯物の「小」メニューがあるのが、うれしいですね。
お、ぉぉぉおおお!オムライスがあるじゃないですか。w(゚o゚)w
食堂のオムライス、これまたいいんですよ。
プラス100円で大盛りにしようかな・・・いや、やめておきましょう。
ということで、オーダー決定です。
◆オムライス
「生そばゆりや」と書かれたお皿にのせられたオムライス。
これなら、大盛りにしても よかったかな。
薄い玉子焼きで包み、ケチャップを垂らした、食堂流のオムライス。
ケチャップがかなりたっぷりかかっています。
中のチキンライスは、ケチャップたっぷりのシットリ系ではなく、やや薄めの味付け。
ケチャップの加減は、上にかかったケチャップで調整する、ってことですね。
具は、チキンと玉葱だけど、あんまり多くは入ってません。
薄焼きの玉子で包んだチキンライス。ケチャップもつけて、この感じが旨いね。
やっぱ、中のケチャップライスがノスタルジックで旨いんだな。
ポーションはやや小さめ、具も多くはありません。
でも550円で、こんなオムライスがいただけるなら、いいんじゃないかな。
次回こそは、お蕎麦をいただいてみようかな。
ごちそうさまでした。
この記事へのコメント
冷やしたぬきが480円なんて夢みたいです。
こんなお店が近くにあればなあ。
値段はホント安い。そして美味しい。
日々通いたいお店ですね。