気仙沼市の復興商店街で
今年の3月のことです。
息子と一緒に東日本大震災の被災地をツアーしました。
とんちゃんは、弊ブログでもときどき記事にしたように、被災地に立ち寄っていました。
でも息子はテレビでの情報しか知らない。
その目で一度は見た方がいいよ、というので親子というか男2人旅をしました。
昨日の記事のように、まず宮城県の一番北にある気仙沼市に行きました。
宮城県の太平洋沿岸の一番北にある市です。
やや古い話ですけど、「気仙沼」というと「欽ドン!」に出演していた「気仙沼ちゃん」をご存知の方もいらっしゃるでしょう。1977~1978年にフジテレビ系で放送していた「欽ちゃんのドンとやってみよう!」という番組に出演していました。
彼女はその後結婚して、気仙沼市大島にある民宿「気仙沼ちゃんの宿 アインスくりこ」の女将をしています。
東日本大震災で被災しましたけど、営業を再開しています。
⇒気仙沼ちゃんの宿 アインスくりこ:http://kesen-kuriko.wixsite.com/kuriko
そんな大島もある気仙沼市。
そこでの津波被災のことと昨日の記事の仮設商店街のことを少し書きましょう。
(日本地理学会津波被災マップより)
山に挟まれた低地にある市街地。
赤い部分が津波による浸水域、青紫の部分が家屋の多くが流された地域です。
被災後のgoogleの写真で見ると、家屋が流されて、消失してしまった様子がわかります。
中央の「+」印のところが、昨日の記事に書いた復興商店街のお店があったところです。
津波で流された後は、更地状態です。
赤線で囲んだところが、お店があった復興商店街。
2011年12月24日にグランドオープンした仮設店舗の「気仙沼南町紫市場」です。
皆さん元気に営業されています。
この周囲は区画整理事業(再開発)が行われています。
オレンジ色の部分の左上と緑色の「2号公園」のところが仮設商店街のあるところです。
⇒気仙沼市「魚町・南町地区計画図」
地図の★印のところから見た様子をgoogleで示しましょう。
その区画整理事業の工事が行われるので、今年4月末で商店街が閉所になりました。
7月には、南側に「南町紫神社前商店街」が開いたようです。
私たちが行ったお店はどうするのか。
お店に伺ったときは、まだ決まっていませんでいた。
商店街にあったお店の方々は、これからどうするのだろうか。
震災からの復興は、まだまだ続いているだな。
息子とランチをたべたあと、そんな話をしながら、被災地をさらに北上しました。
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