汁と麺に大満足の讃岐うどん こくわがた@本郷三丁目
本郷三丁目駅から歩いて1分ぐらいのところにある路麺店。
「うどん」と大きな看板があるお店。
ここはさぬきうどんの立ち食い店なんです。
「こくわがた」さん。
道産子のとんちゃんには、とっても懐かしい響きの名前です。
北海道には、オオクワガタはいなくて、クワガタというとコクワガタなんです。
子供のときよくコクワガタを捕まえて遊んでいました。
入り口脇に製麺室があってうどんを打っているところがよく見えます。
そう、ここは立ちうどん店ながら、正真正銘の「手打ち」さぬきうどんをいただけるお店なのです。
オーダーは食券システム。
上段のボタンはトッピングたち。一番上にはデカいボタンが並んでいます。
しょうゆうどん用【徳島産すだち】60円、生玉子60円、【香川観音寺産ちくわ天】110円、【腹ぺこ四種天 えび・ちくわ・鶏・野菜】290円。
さらに、鶏天、野菜天、宇和島じゃこ天、阿波尾鳥ささみ天とかがある。
その下に3色に色分けされたボタン群。
赤は「かけあつ」と「しょうゆうどん温」、青は「しょうゆうどん冷」と「かけひやひや」、緑は「きまぐれこくわちゃんうどん」で、それぞれに小、並、大、大HG2鶏天がある。
オーダーが多い「しょうゆうどん温」は、トッピングとセットになったボタンがいっぱいある。
しかし、かけあつ、しょうゆ、かけひやひや・・ってナニ?
さぬきうどん素人は、意味不明で、ここで立ち止まってしまう。
とんちゃんは、事前に達人に教えてもらっていたんで、かろうじて理解できます。
「あつ」は「あつあつ」のことで、うどんも出汁も熱いもの。「ひやひや」はどっちも冷たいもの。
「しょうゆ」は、出汁じゃなくて生醤油をかけたもの。
とんちゃんは、「かけあつ並」と「香川観音寺産ちくわ天」のボタンを押しました。
今回はオーダーしなかったけど「HG2鶏天」ってのは、「比較的ごっつい」鶏天のこと。
「HG」はここ「本郷」にもかけているんでしょうね。
食券を買うとカウンター越しに店員さんから「あちらが空いていますよ」と教えられる。
店員さんにいつ食券を渡すのかと思ったら・・・渡さないの!
なんと厨房で自動的にオーダーを確認しているらしい。すごいシステムです。(*゚Д゚*)ェ…
そして番号を呼ばれたら、奥にある受け取り口に向かうというシステムなんです。
食券をカウンターに置いて、番号を呼ばれるのを待ちます。
お水はセルフ。
下3桁の番号を呼ばれたら食券を持って奥の受け取り口へ向かいます。
持参した食券は箱に放り込んで、料理を受け取ります。
そこで生姜と天カスを自由にトッピングできます。
天ぷらがあるので天カスはパスして、生姜をトッピング。
◆かけあつ並&香川観音寺産ちくわ天
澄んだ汁の中に平打ちの麺。
汁をすすると・・・うーん、イリコのいい香りがしています。
この汁がメチャうまい。ついつい、3口もすすってしまいました。
麺は平打ち。手打ち、手切りだから麺の太さは均一じゃありません。
麺の色がすこし色が黒っぽいのは、国産小麦を使っているからなんです。
エッジの立った四角く太い麺は、噛み応えがあります。中にグッと芯がある。
実にいい歯ごたえです。
麺は噛むほどに小麦の香りがしてきます。
これはほんとうまいわ。
大盛りにすればよかったと後悔します。
ちくわ天を汁に浸していただきましょう。
香川県の観音寺(かんおんじ)市は練り物で有名らしい。
薄手のちくわですけど、この竹輪、デンプンが少なくて、しっかり魚の旨みがあるちくわです。
噛み応え、食べ応えのあるうどんです。
意外にボリュームがあるから、大盛りでなくても大丈夫。
でも次回は大盛りにして、この旨うま麺をもっといただきたいな。
そしてこの汁。食べ終わった後もすすってしまうほど、旨い。
完飲は塩分過多になるから我慢しましたけど、実に旨い。
ごちそうさまでした。
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